- 無料テーマを使っているけど思ったよりも大変
- ブログ収益化を目指しているけど時間が足りない
- WordPress が難しい
ブログを始めて、収益化が思ったよりも大変だと感じている方は多いのではないでしょうか?

- 本気を出せば、半年~1年で毎月5万円くらいは稼げるだろう
- WordPress を使えるから稼げるだろう(当時、WordPressユーザーが今より少なかった)
上記のような検討違いな考えを持っていました。
実際、怠惰な生活から抜け出せず、まともに収益化できるまで、約7年もかかっています。
副業として、収益化ブログを制作する場合。
有料テーマを使うことで大幅に収益化できる確率を上げることができます。
これは、有料テーマを導入すれば、必ず稼げるということではありません。
収益化のために必要な施策に集中できるという意味です。
私は、WordPress(ワードプレス)で 20以上サイトを立ち上げてきました(ブログ歴10年以上)。
SE(システムエンジニア)の経験もあるので、開発者視点で、様々なテーマを自分なりにレビューしてきました。
そんな管理人が注目している有料テーマをランキング形式で紹介します。
あくまで、個人の意見なので、ご了承ください。

- WordPress歴、10年以上
- 基本情報技術者資格所有者(ソフト開発の国家資格)
- パソコン販売歴、約5年
目次
WordPress 有料テーマを使うべき理由
WordPress(ワードプレス)は、テーマ(テンプレートのようなもの)とプラグインを使って、完成度の高いブログを仕上げることができるようになっています。
しかし、WordPress のカスタムは思っているよりも大変で、意外と時間がかかってしまいます。

WordPress の基本操作を覚えるだけでも大変な初心者が、そこに時間をかけるのは正直おすすめしません。
何よりも残酷なのが、ほとんどの場合、こういったことに時間をかけても、集客に関係ないということ(特に開設して間もない頃)。
以下は、有料テーマを使うメリットです。
- 初期設定の手間を最小限にできる
- サードパーティー製のプラグインを減らすことができる
- 記事を書くときのモチベーションが上がる
約1~2万円でプロがデザインしたテンプレートを使えるなら、初期投資としては安いと思います。
WordPress 有料テーマランキング【5選】
WordPress(ワードプレス)有料テーマランキングです。
詳細ページや星による評価があるものは、実際に使っているなど、関係性が高いので、詳しく解説しています。
推奨しているものが上になるようになっていますが、最適なテーマは人によって異なります。
例えば、STORK19 の方が AFFINGER6 より優れている点もあります。
実際、私の中で一番大きな収益を出しているサイトは、OPENCAGE のテーマを使っています(運営歴が長い)。

AFFINGER6(アフィンガー6)

複数サイトで使えます。
汎用性が高く、使えば使うほど優秀なテーマであることがわかります。
弱点は、多機能であるため、パソコンが苦手な方は、機能選定や設定に時間がかかってしまうところです。
意外とまとまっているので、初心者でも慣れると高速で特化サイトを開設できます。
私の場合、月160時間くらい働きながら、ブログを運営しています。
以下特化サイトは、空き時間(休日含む)で 1週間くらいでベースを完成させました。
AFFINGER6 で制作したサイト
使いこなすコツは、よく使う機能をあらかじめまとめておくことです。
STORK19(ストーク19)
ALBATROSS、旧STORK と使ってきましたが、今選ぶなら STORK19 がおすすめです。

デザインに注目されがちですが、効率重視の凄いテーマです。
とにかく時間が足りなくて、まず 1サイト成功させたい方に最適です。
SWELL(スウェル)
SWELL(スウェル)は、非常に人気のあるテーマです。

SNS(Twitter)上でも評判が良く、最近ブログを始めた方は、このテーマを使っている方が多いです。
価格が 17,600円(税込)と他のテーマと比べて、やや高めですが、その価値は十分にあります。
個人的には、AFFINGER6 と STORK19 を足して、割ったようなテーマだと感じました。
公式サイトを見ていると、開発者自身が機能を上手く選定して、コントロールしている印象を受けました。
複数サイト利用も可能です。

あえて言うなら、ユーザー数が多いので、デザインが重複しやすいところ。
あとは、クラシックエディタを使う人には向かないところ。
どのテーマか迷ったら、とりあえず SWELL を選んでおけば、失敗する確率は少ないはず。
NOMAD(ノマド)
NOMAD(ノマド) は、2022年6月にリリースされた、ミニマルデザインに特化したテーマです。
ブロックエディタに完全対応しており、シンプルだけどおしゃれなテーマを探しているという方におすすめです。
価格は、15,400円(税込)。
今回紹介しているテーマの中では、一番新しいので、ネット上の情報はそこまで多くありません。
しかし、直感的操作で、初心者にやさしいテーマなので、デザインが気に入ったら検討する価値ありです。
操作マニュアルも用意されていますし、サポート(メール対応)もあるので、安心感はあります。
こだわっているポイントを見ていると、最近のニーズを満たしている印象を受けました(一部紹介)。
SWELL 同様、クラシックエディタを使いたい人には不向きなテーマです。

THE THOR(ザ・トール)
THE THOR(ザ・トール)は、集客・収益化にこだわった有料テーマです。
複数サイトで使えます。
美しく・おしゃれで・洗練されたデザイナーサイトを誰でも作れる、デザイン着せ替え機能。
プラグインがなくても、必要な機能がデフォルトでほとんど揃っています。

カスタマイズ性が高く、優秀なテーマですが、ブログ初心者には難しいかもしれません。
ブロックエディタに対応していない点も残念ポイントです。
有料テーマ比較表【価格、特徴など】

私が(一部)利用したり、調査した範囲内の評価・説明も含まれています(主観)。
有料テーマ | 価格 | ブロックエディタ対応 | クラシックエディタ対応 | 装飾機能の豊富さ | 複数サイト利用 | 特徴 |
AFFINGER6 | 14,800円 | アフィリエイトサイト向け、 収益化に特化 | ||||
STORK19![]() | 10,800円 | 初心者にやさしい、 効率重視・心地良いデザイン | ||||
SWELL | 17,600円 | 初心者にやさしい、 ブロックエディタを快適に使えるテーマ | ||||
NOMAD | 15,400円 | 初心者にやさしい、 ミニマルデザイン | ||||
THE THOR | 16,280円 | デザイン綺麗、 高いカスタマイズ性 |
有料テーマの選定基準
WordPress(ワードプレス)有料テーマの選定基準です。

- ブログを続けるのが楽しくなるテーマ
- 収益化に必要な機能(デザインなど)が豊富
- サイトの表示速度
順番に解説します。
ブログを続けるのが楽しくなるテーマ
個人的に一番重要視している点です。

0→1(開設初期)が一番大変で、半年~1年は PV が少ない中で戦っていく必要があります(例外はあります)。
有料テーマを導入することで、ブログを続けるのが楽しくなれば、辞めたいと思わなくなります。
もったいないと思うのが、あと少し頑張れば収益化できるのに、挫折して辞めてしまうパターンです。
1年で 9割辞めるのがブログと言われているので、いかに楽しく続けられるかは最重要です。
収益化に必要な機能(デザインなど)が豊富
せっかく有料テーマを導入するのであれば、収益化に必要な機能が豊富なものを選びたいところです。
- デザイン(デザイン性というよりは収益化しやすいかどうか)
- 豊富な記事装飾パーツ(吹き出し、マーカー、ボックスなど)
- ランキング作成機能

ただ、こちらが選べるくらい機能があれば、汎用性が高く、色々なブログで使うことができます。
サイトの表示速度
最重要というわけではありませんが、致命的に遅い(重い)有料テーマは除外しています。

プラグインを必要最低限にしたり、Webフォントの使用を控えることでも改善できます。
有料テーマ選びの注意点
この記事で紹介しているものは、実際に使ったり、開発者が同じものを使っています(一部は、調査のみのものも含まれます)。

しかし、これ以外で使ったけど、イマイチだったり、操作が複雑だったりした有料テーマもあります。
参考程度に、有料テーマ選びの注意点も掲載しておきます。
- 価格が高すぎる有料テーマに注意
- モバイルを意識していない有料テーマに注意
- あまり情報が出てこない有料テーマに注意
それぞれ解説します。
価格が高すぎる有料テーマに注意

企業向けであったり、やりたいことが具体的に決まっている方向けだったりすることがほとんどだからです。
こういった有料テーマを導入したから収益化できる確率が上がるというわけではないので注意しましょう。
モバイルを意識していない有料テーマに注意
最近は少ないですが、モバイル(スマホ)を意識していない有料テーマはおすすめしません。
理由はブログをスマホで見るユーザーがほとんどだからです。

表示速度ばかり気にするのも問題ですが、遅すぎると SEO の観点でも不利です。
あまり情報が出てこない有料テーマに注意
ネットであまり情報が出てこない有料テーマはユーザー数が少ない可能性が高いです。
ユーザー数が少ないテーマは、更新がストップして、使い続けるのが困難になる可能性があります。
もちろん、有名なテーマや紹介したものも可能性がないわけではありません。

新規参入で使いやすいものもあります。
しかし、失敗したくない人は選ばない方が無難です(個人的には興味本位で買ったりする)。
有料テーマに関するよくある質問

有料テーマを使えば、稼げるようになりますか?
一番重要なのはコンテンツ(記事の中身)です。有料テーマを使ったから、必ず収益化できるわけではありません。ただ、無料テーマを使うよりも、時間をかけずに効率良く収益化できることがほとんどです。特に副業で時間をあまりかけることができない方は要検討です。
WordPress 初心者でも簡単に使えますか?
有料テーマによって異なりますが、上級者向け有料テーマというのは聞いたことがありません。基本的に WordPress 初心者でも使えるように開発しているはずです(その方が売れるから)。ただ、簡単かどうかは個人差がありますし、元エンジニアである私でも使いにくいものがあるのは事実です。
有料テーマと無料テーマの違いは何ですか?
デザインや機能(記事装飾パーツなど)の完成度です。無料テーマは、サードパーティー製のプラグインをたくさん使ったり、HTML、CSS を自分で編集して、デザインをカスタムすることがほとんどです。カスタムしても、時間がかかったり、プロが仕上げたものより劣ることがほとんどなので、当サイトでは有料テーマを推奨しています。
デザインで選んでも良いですか?
有料テーマはデザインの好みで選んでも良いと思います。デザインの気に入らないものを使っても、モチベーションは上がりません。ただ、収益化に必要なデザインというのは、実はシンプルなもので、極端にデザイン性が高いものは、収益化ブログに向いていません。ブログのジャンルが決まっていない方は特に要注意です。
HTML、CSS の知識がなくても使えますか?
私が選んでいる有料テーマは、HTML、CSS の知識がなくても使えます。ただ、HTML や CSS は少し使えるだけで、不安や迷いがなくなりますし、できることも広がります。習得にそこまで時間がかかるわけでもないので、余裕がある人は少しずつ勉強することをおすすめします。
子テーマの作り方がわからない
私が選んでいる有料テーマは、子テーマを自分で作る必要がありません。公式サイトの手順に従って、用意されたものを導入するだけです。
最後に
今回は、WordPress(ワードプレス)有料テーマランキングを紹介しました。
あくまで個人の意見なので、以下のような意見もあるかと思います。
- 私が使っている○○がない
- ○○の方が使いやすい
- ○○以外考えられない
賛否両論あるかもしれませんが、参考にしていただければ幸いです。