PV(ページビュー)と CV(コンバージョン)について。
ブログに限らず、サイトのアクセス解析をする場合、無視できない Webマーケティング用語です。
それぞれの違いを解説します。
- WordPress歴、10年以上
- 基本情報技術者資格所有者(ソフト開発の国家資格)
- Withマーケ会員(2023年10月入会)
PV とは
PV(ページビュー)とは、Webサイトのページがどれだけ開かれたかを表す数値です。
1人で 100ページ見ても、100人でそれぞれ 1ページ見ても、100 PV です。
行動 → 概要
サイトがどのくらい表示されているかの目安になります。
ユーザー数、セッションとの違い
ユーザー数 は、その名前の通り、サイトに訪問したユーザーの数です。
セッション は、ユーザーがサイトを訪問した回数です。
例えば、ユーザーが以下のような行動をしたとします。
午前:ページA → ページB
午後:ページB
この場合、セッションは 2 になって、PV は 3 になります。
ユーザー数とセッションは、Googleアナリティクスのホーム画面で確認することができます。
CV とは
CV(コンバージョン)とは、Webマーケティングでは、Webサイトで得られる成果のことです。
例えば、成果報酬型アフィリエイトの場合、以下のような CV が考えられます。
- 商品購入
- 見積もり
- 問い合わせ
- 資料請求
- 会員登録
報酬が発生する条件は、案件によって異なります。
例えば、報酬が発生する条件が商品購入であれば、3件購入が発生すれば、CV は 3 となります。
CVR、CTR との違い
CVR(コンバージョンレート) は、クリック数に対して、どのくらいの成果があったのかを表す数値です。
CV / クリック数
CTR(クリックスルーレート) は、表示回数(PV など)に対して、どのくらいクリックされたのかを表す数値です。
クリック数 / 表示回数
PV を増やす方法
PV(ページビュー)を増やす方法として考えられるのは、以下の通りです。
- SEO対策をして、検索エンジンからの流入を狙う
- SNS からの流入を狙う
SNS を利用するのも有効です。
検索エンジン経由の読者(ユーザー)がリピーターになることは、実はほとんどありません。
上手く SNS を使って、フォローしてもらうことができれば、リピーターを増やすことができます。
ただし、検索エンジン経由の読者は、自分から情報を探しに来ているので、キーワードによっては成約につながりやすいという特徴があります。
成約しやすいキーワードについては、次の項目で詳しく解説します。
PV が増えたら CV も増える?
PV(ページビュー)が増えれば、CV(コンバージョン)も増えると思いがちですが、必ずしもそうとは限りません。
成果報酬型アフィリエイトの場合、CV に関わる要因は様々です。
- 特化ブログか?
- セールスライティングができているか?
- 検索流入の場合、成約率の高いキーワードで検索されているか?
特化ブログは、何を扱っているかがわかりやすいので、成果報酬型アフィリエイトと相性が良いです。
例えば、以下の場合、どちらの読者(ユーザー)の方が購買意欲が高いでしょうか?
- 商品名 おすすめ
- 商品名 使い方
おそらく、前者で検索している読者の方が購買意欲が高いでしょう(おすすめの商品を探している)。
後者は既に購入した人が使い方を調べている可能性が高いです。
したがって、後者の記事で上位表示するより、前者の記事で上位表示させた方が成約しやすいということです。
最後に
今回は、PV(ページビュー)と CV(コンバージョン)の違いについて、解説しました。
ブログを収益化する場合、今回紹介した内容くらい覚えておけば、アクセス解析は問題なくできるはずです。
収益化する方法は、人によって様々です。
どのようなブログ運営が最適か見極めるようにしましょう。