キーワード選定について。
- どんなキーワードで記事を書くべき?
- キーワード選定が難しい
- 検索順位上位を目指したい
もし上記のような悩みがある方は、今回役に立つ記事だと思います。
私は 10年以上ブログ続けてきました。
最近は、スキルアップ目的で Webマーケティングスクールにも通っています。
これらの経験を上手くミックスさせて、キーワード選定の方法を解説します。
- WordPress歴、10年以上
- 基本情報技術者資格所有者(ソフト開発の国家資格)
- Withマーケ会員(2022年10月入会)
目次
キーワード選定が必要な理由
キーワード選定が必要な理由は、検索流入で欲しいユーザーを集めるために欠かせないからです。
検索エンジンにキーワードを入力して、自分の悩みを解決してくれそうな記事をタイトルから判断します。
SNS などの流入と大きく違うのが、自分で情報を探しに来ている人の割合がほぼ 100% だということ。
キーワードを見れば、その人がどんなことについて悩んでいるか、わかることもあります。
1語だとなかなかわかりませんが、2語、3語になってくると、悩みを先読みすることができます(ロングテールキーワード)。
そして追加の内容として、こちらから最適なものを提案することも可能です。
キーワード選定の方法
キーワード選定の方法は、以下の通りです。
- ラッコキーワードなどで関連キーワードを調べる
- 検索ボリュームを調べる
- 競合の強さを調べる
- Excel(Googleスプレッドシート)ファイルで管理する
順番にそれぞれ解説していきます。
ラッコキーワードなどで関連キーワードを調べる
ラッコキーワードは、無料会員登録でも使えます。
公式サイト
SEO対策ツールに投資できない初期も問題なく利用できます。
例えば、商品名やサービス名で調べる場合、どんな関連キーワードが検索されているかチェックするイメージです。
「商品名 口コミ」というキーワードの場合。
商品名を知っていて、商品に興味があって、口コミを調べているユーザー(買う可能性が高い)。
「商品名 使い方」というキーワードの場合。
商品を持っていて、商品の使い方を調べているユーザー(商品は持っているから、商品は売れない)。
検索ボリュームを調べる
ラッコキーワードで関連キーワードを調べた後。
全キーワードコピー(重複除去) というボタンをクリックします。
検索のボリュームと予測のデータを確認する をクリックします。
先程、ラッコキーワードでコピーしたものを貼り付けて、開始する をクリックします。
すると、ラッコキーワードで取得した関連キーワードの検索ボリュームが一覧表示されます。
ただし、広告を出していない場合、1万~10万のようにざっくりとした検索ボリュームしかわかりません。
Google広告を使っていない読者もいる はずなので、別の検索ボリュームを調べる方法を解説します。
aramakijake(アラマキジャケ)を使う
aramakijake(アラマキジャケ)というツールを使えば、月間検索数(予測)を調べることができます。
有料ツールと比較すると精度が気になるときもありますが、参考にはなります。
公式サイト
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)を使う
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)を使えば、競合の強さ(目安)、検索ボリュームを調べることができます。
それは、Chrome(クローム)の拡張機能として使う方法 です。
サイト版だと無料で 1日3回までしか使えません。
しかも、1日40回使えるので、ブログ初心者はこれだけ使えれば十分なはずです。
公式サイト
競合の強さを調べる
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)を使う方は、検索ボリュームを調べた段階で競合調査もできます。
他のツールを使った方は、MOZ Bar という Chrome(クローム)拡張機能を使いましょう。
ログインして、検索すると、サイトの PA、DA という指標が表示されるようになります。
指標 | 意味 |
PA | ページの権威性 |
DA | ドメインの権威性 |
海外のサイトなので、英語表記です。
Chrome の翻訳機能を使えば、なんとなく理解できるはずです。
開設して間もない場合、競合の強いキーワードを選んで記事を書いても、あまり意味がないことが多いです。
最悪、サイト全体で見た場合、マイナス評価を受ける可能性もあります。
Excel(Googleスプレッドシート)ファイルで管理する
キーワード選定は、まとめてやった方が効率が良いです。
私の場合、この 3項目は最低限作ります。
あとやった方が良いのが、キーワードを 購入KY、教育KY、感情KY、周辺KY など分けることです。
この分け方は、Withマーケ のブログマーケティング講座を参考にしています。
購入KY(プログラミングスクール おすすめ、商標 評判 など)は、収益性が高いキーワードです。
ただし、ほとんどの方が狙うキーワードなので、開設して間もない頃は、上位表示に苦戦する可能性があります。
感情KY(営業 辞めたい など)は、そこまで収益性が高いキーワードではありません。
しかし、こういったキーワードで悩みを解決して、知らない読者を教育することができるのもブログです。
記事を書く以上、上位表示させて露出を増やして、サイトのパワーを上げていく必要があります。
自然な被リンクもアクセスがないと増えません。
ちなみに経験則ですが、購入KY は被リンク増えにくいです。
それぞれ記事の役割を考えた上で、ドメインを育てる意識を持つことが重要です。
キーワード選定が終わってからやるべきこと
キーワード選定が終わったら、記事のタイトルを決めて、ブログ記事を書いていきます。
ブログ記事は、公開したら、終わりというわけではなく、保守(メンテナンス)が必要になります。
例えば、検索順位チェックツール GRC を使えば、登録したキーワードの順位変動を一覧表示させて、チェックすることができます(Windowsユーザー推奨)。
公式サイト
Mac を使っている方は、Nobilista というツールをおすすめします。
こちらはクラウド型で自動計測してくれるので、パソコンを毎日起動しないような方と相性が良いです。
公式サイト
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最後に
キーワード選定の方法について、解説しました。
注意したいのが、関連キーワードをひたすら書けば良いというわけではないということ。
- こういう悩みがある方は、どんなキーワードで検索するのか?
- 自分が書きたい記事は、需要がありそうか?
- 必要な読者を集めることができそうか?
特化ブログであれば、むやみにジャンルを広げてしまうと大変です。
評価されていない記事は、サイト全体のパワーを下げる傾向があります。
SEO対策ツールで初期費用を抑えたい方は、検索順位チェックツールだけ投資する のがおすすめです。