キーワード選定について。
- キーワード選定は必要?
- どんなキーワードで記事を書くべき?
- 検索エンジンから集客するためには?
もし上記のような悩みがある方は、今回役に立つ記事だと思います。

- WordPress歴、10年以上
- 基本情報技術者資格所有者(ソフト開発の国家資格)
- パソコン販売歴、約5年
目次
キーワード選定は必要?
記事の導入で少し触れたのですが、キーワード選定が必要かについて。

理由は、検索エンジンからの集客を意識する場合、なくてはならないからです。
悩みを解決したい場合、ほとんどが検索エンジンを利用します。
検索エンジンにキーワードを入力して、自分の悩みを解決してくれそうな記事をタイトルから判断します。
SNS などの流入と大きく違うのが、自分で情報を探しに来ている人の割合がほぼ 100% だということ。
キーワードを見れば、その人がどんなことについて悩んでいるか、わかることもあります。
1語だとなかなかわかりませんが、2語、3語になってくると、悩みを先読みすることができます(ロングテールキーワード)。
悩みを先読みできれば、それに対する答えを用意することができます。
そして、追加の内容として、こちらから最適なものを提案することも可能です。
キーワード選定の方法(やり方)
キーワード選定の方法(やり方)は、以下の通りです。
- ラッコキーワードで関連キーワードを調べる
- キーワードプランナーで検索ボリュームを調べる
- CSVファイルを Excel で加工する
順番にそれぞれ解説していきます。
ラッコキーワードで関連キーワードを調べる
まず、ラッコキーワードを使って、関連キーワードを調べます。
公式サイト
ラッコキーワードは、Googleサジェスト、Yahoo!知恵袋などから、関連キーワードを取得することができるツールです。

無料版を使っている方は、全キーワードコピー(重複除去)というボタンがあるので、クリックします。
キーワードプランナーで検索ボリュームを調べる
Google広告にログインして、キーワードプランナーを使って、検索ボリュームを調べます(アカウント登録が必要)。
公式サイト
広告を出していない場合、1万~10万のようにざっくりとした検索ボリュームしかわかりませんが、選定の目安にはなります。
検索のボリュームと予測のデータを確認する をクリックします。
先程コピーしたものを貼り付け、開始する をクリックします。
すると、ラッコキーワードで取得した関連キーワードの検索ボリュームが一覧表示されます。
ダウンロードのアイコンをクリック → 過去のプラン指標(CSV)

Google広告を使わない方法
Google広告を使っていない方へ。
aramakijake(アラマキジャケ)というツールで月間検索数(予測)を調べることができます。

このツールで気になるキーワードの予測検索数を調べても良いです。
公式サイト
CSVファイルを Excel で加工する
CSVファイルをダウンロードしたら、Excel を使って、不要な項目を削除します。
今回見るのは、検索ボリュームなので、Keyword、Avg monthly searches 以外を削除します。
不要な項目を削除できたら、キーワードを選定していきます。
このときの選定するポイントは、以下の通りです。
- 自分のブログに必要なキーワードかどうか
- 検索ボリュームと競合調査
- 集客目的か成約目的かどうか

必要なさそうなものは削除します。
次に、検索ボリュームについて。
特にブログを始めて間もない頃は、例えば、1万~10万などのキーワードで上位表示させるのは、まず難しいです。
100~1000(場合によっては、10~100 でも良い)などのロングテールキーワードを狙って、上位表示を目指すのがおすすめです。
そして、競合調査をします(実際に検索してみる)。
ロングテールキーワードでも、成約しやすいキーワードは、競合が強い可能性があります。
続いて、集客目的か成約目的かも、選定するときのポイントになります。
集客目的であれば、検索ボリュームは多い方が良いです。
成約目的であれば、検索ボリュームが少なくても狙った方が良いこともあります。
不要なデータをとにかく削除して、整理して、最終的に残ったキーワードを Excelファイルとして保存します。
ビッグキーワードを上位表示させるためには
ビッグキーワードを上位表示させるためには、サイトのパワーが必要です。
具体的には、被リンクであったり、評価されている記事がどのくらいあるかが関係します。
ただ、この点だけで、上位を目指すのは現実的には難しかったりします。

ビッグキーワードで記事を書いて、詳細として、関連性の高いロングテールキーワードの記事を複数書きます。
これらを内部リンクでつないでやれば、ビッグキーワードの記事の評価が上がっていきます。
キーワード選定が終わってからやること
キーワード選定が終わったら、記事のタイトルを決めて、ブログ記事を書いていきます。
ブログ記事は、公開したら、終わりというわけではなく、保守(メンテナンス)が必要になります。

例えば、検索順位チェックツール GRC を使えば、登録したキーワードの順位変動を一覧表示させて、チェックすることができます。
検索順位をチェックし、リライトするか、削除するかなどを判断します。
ブログ記事の作成手順について、詳しく知りたい方は以下の記事をご参照下さい。
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最後に
今回は、キーワード選定の方法について、解説しました。
注意したいのが、関連キーワードをひたすら書けば良いというわけではないということ。
- こういう悩みがある方は、どんなキーワードで検索するのか?
- 自分が書きたい記事は需要がありそうか?
上記のようなことを調べるのが本質です。
特化ブログであれば、むやみにジャンルを広げてしまうと大変なので、自分のサイトに必要な記事か見極めることも重要です。