ブログのジャンルにもよりますが、写真にこだわりがある方もいるかと思います。
- iPhone で撮影した写真で十分
- デジカメが必要だと思わない
本当にそうですか?
その時期にカメラの勉強をしました。
入門機ですが、実際に一眼レフも持っています(当時、9万円くらいで購入した)。
その経験から言わせてもらうと、一眼レフの写真と iPhone(スマホ)の写真は、別物です。
理由なども含めて、解説していきます。
- WordPress歴、10年以上
- 基本情報技術者資格所有者(ソフト開発の国家資格)
- Withマーケ会員(2022年10月入会)
目次
ブログ写真はスマホで十分?
ブログ写真はスマホで十分かどうかはジャンルによって異なります。
ただ、一眼レフカメラ(デジカメ)で撮影した写真とスマホで撮影した写真は別物です。
- モニターの解像度がそこまで高くないから必要ない
- 印刷しないので必要ない
カメラ(デジカメ)の画質を決める要素
カメラ(デジカメ)の画質を決める要素は、3つあります。
- レンズ
- 画像処理エンジン
- 撮像素子(センサー)
AF(オートフォーカス)の性能など、使い勝手に影響する重要な要素もあります。
しかし、今回は省いています。
この中でスマホが圧倒的に不利な要素があります。
それが、撮像素子(センサー)です。
撮像素子が大きければ大きいほど、光をたくさん取り込めるので、綺麗な写真を撮影することができます。
スマホは携帯性を重視しているので、カメラはおまけの機能です(最近はおまけのレベルを超えていますが)。
一眼レフカメラがコンデジや iPhone などと圧倒的に違うのが、撮像素子の大きさです。
撮像素子が大きいとレンズも大きくなり、持ち運びするのが大変になります。
写真にこだわる方が大きな機材を持ち歩いているのは理由があるのです。
スマホのカメラも進化している
一眼レフとスマホで撮影した写真は別物と言ったものの、最近のスマホはあなどれません。
更に昔と比べると明らかにサイズが大きいものも多いです。
価格も分割払いで買うことがほとんどだと思うので、あまり意識しないかもしれませんがめちゃくちゃ高いです。
SNS を本気でやっているユーザーは、1日に複数投稿することも珍しくありません。
上記のことを考えると、スマホで高画質な写真が撮影できる点に需要があるのも理解できます。
一眼レフカメラで写真を撮影するメリット
一眼レフカメラで写真を撮影するメリットは、以下の通りです。
- 被写体を際立たせることができる
- 背景を自然にぼかした写真を撮影することができる
- データが綺麗なので加工しやすい
それぞれ解説します。
被写体を際立たせることができる
もちろん、全体的にピントを合わせることも可能です。
写真を撮影するとき、主役になる人や物があります。
被写体が際立つと作品感が生まれます。
以下は、昔に私が撮影した写真です。
背景は枝でごちゃごちゃしていますが、一眼レフで撮影した写真だということはわかります。
背景を自然にぼかした写真を撮影することができる
一眼レフカメラを使うと背景を自然にぼかした写真を撮影することができます。
先程紹介した写真も背景をぼかしています。
データが綺麗なので加工しやすい
一眼レフカメラで撮影するとオートで撮影しても綺麗です。
サイズを小さくしても、解像度を落としても、綺麗です。
加工前のデータが小さかったり、粗かったりすると、加工が難しくなります。
スマホで撮影した写真と一眼レフカメラで撮影した写真を比較
まずは、iPhone 11(スマホ、2019年発売)で撮影した写真です。
次に、EOS Kiss X7(一眼レフ入門機、2013年発売)で撮影した写真です。
どちらも解像度は、72 まで落としています。
明るさの違いはありますが、EOS Kiss X7 で撮影した写真の方が深みがあるのがわかります。
iPhone 11 で撮影した写真は綺麗ですが、平面的な写真です。
それでも、ここまで差があるのです。
私が持っている一眼レフの機種が最新であれば、もっとわかりやすい結果だったかもしれません。
設定できる項目も桁違いなので、写真にこだわりがある方は一眼レフを一度使ってみることをおすすめします。
カメラを買うなら、撮像素子が大きいものを買う
撮像素子が大きければ、レンズが交換できなくても、レフ板がないミラーレスでも綺麗な写真は撮影できます。
中途半端なカメラを買ってしまうと、iPhone(スマホ)の写真と区別がつかない可能性もあるからです。
それなら、iPhone で良いということになります。
全てのブログでカメラが必要と言っているわけではないのですが、写真にこだわる方は買った方が良いです。
最後に
今回は、一眼レフカメラの必要性について、解説しました。
スマホで十分かどうかは人によりますが、写真は全く別物です。
写真や動画にこだわりたい方は検討してみても良いかと思います。