タッチタイピング(ブラインドタッチ)のコツ。
- タイピングが人より遅い
- パソコンを使うと疲れやすい
- スマホしか使ってこなかった
上記のような悩みを持っている方は、タッチタイピングを習得すれば解決します。
最初に言っておきますが、タッチタイピングは練習すれば、誰でもできるようになります。
私もパソコン初心者で片手タイピングからタッチタイピングができるようになっています。
ミカタイプで 1分間で 250文字以上の管理人が解説します(もっと速い人はたくさんいます)。
- 基本情報技術者資格所有者(ソフト開発の国家資格)
- WordPress歴、10年以上
- Withマーケ会員(2022年10月入会)
目次
タッチタイピングとは
タッチタイピングとは、キーボードを見ないで、タイピングをするスキルのことです。
タイピングは、誰でも練習すれば速くなります。
逆に言えば、習得するコツを学んで、指を動かさないと覚えることはできません。
ピアノや自転車の乗り方と同じようなものです。
このように思っている方もいるかもしれません。
本当にそうですか?
タッチタイピングのメリット
タッチタイピングができると、以下のようなメリットがあります。
- 入力作業が楽になる(疲れにくい)
- 入力作業が速くなる(時短)
- 他の作業に時間を使うことができるようになる
つまり、作業効率がアップし、時間をかけるべきところにリソースを使うことができるようになります。
ブラインドタッチとの違い
ブラインドタッチは、昔から言われている言葉です。
タッチタイピングと同じ意味ですが、ブラインドというのが差別用語だという説が生まれました。
したがって、最近だとタッチタイピングと言われる方が多いです。
タイピング速度の平均は?
タイピング速度の平均は、1分間で 60文字程度と言われています。
ちなみに、文部科学省後援事業である、毎日パソコン入力コンクールの場合。
日本語入力(漢字含む)で 40~60文字くらいが実務~実用レベルと言われています(※)。
ミカタイプの測定は、漢字が含まれていないのと、単語の間に入力するスペースキーも文字数にカウントされます。
大体 2~6文字程度の単語がランダム表示されて、入力していくことになります。
およそ単語の数だけ、スペースキーの文字数が加算されます。
漢字にも変換しないので、資格取得を目指す方は注意が必要です。
しかし、タッチタイピングができるようになれば、ミカタイプで 160文字以上は狙えるようになります。
ちなみに、e-typing(イータイピング)の WPM(1分間の入力文字数)は英数字としてカウントされます。
例えば、以下の場合は 8文字としてカウントされます。
サービスやソフトによって測定方法が異なることだけ覚えておきましょう。
タッチタイピングのコツ
タッチタイピングを習得するコツは、以下の通りです。
- ホームポジションを覚える(上一段、下一段、数字も)
- 手元を見ないようにする
- スピードよりも正確性を意識する
- なるべく毎日少しずつ練習する
- 長文をタイピングする
順番に解説していきます。
ホームポジションを覚える(上一段、下一段、数字も)
まず、ホームポジションを覚えましょう。
キーボードの真ん中を見ていただくと、以下のキーが並んでいます。
Fキー、Jキーを触っていただくと、凹凸があるのがわかるかと思います。
Fキーに左手の人差し指、Jキーに右手の人指し指をのせると、他の指の配置が決まります。
これが、ホームポジションです。
ホームポジションを覚えたら、上一段、下一段、数字も覚えていきます。
決まった指で決まったボタンを打つのも重要です。
後から紹介しますが、タッチタイピング習得に役立つサービス を利用すれば、これらを正しく覚えることができます。
手元を見ないようにする
キーの配置(ホームポジション)を覚えたら、手元を見ないように入力します。
何より、画面から手元、手元から画面と、視線を切り替えると疲れやすくなってしまいます。
スピードよりも正確性を意識する
タイピングのスピードを測定するときは、どうしても速く入力しなければと意識しがちです。
ミスなしのタイピングに慣れると、不思議なことに後から自然とスピードは副産物として手に入れることができます。
なるべく毎日少しずつ練習する
タッチタイピング習得の近道は、なるべく毎日練習することです。
時間がない人は、10分でも良いので時間を作りましょう。
長文をタイピングする
なぜなら、実際には文節変換して、文章を完成させていくことがほとんどだからです。
例えば、ブログを書いている人であれば、ブログの下書きも十分タイピング練習になります。
とにかくタッチタイピングを習得したいという方は、紙媒体の長文を写経するのも良いです。
タッチタイピング習得に役立つサービス
実際に管理人が使ってきた、タッチタイピング習得に役立つサービスを紹介します。
厳選して紹介しているので、数はそこまで多くありません。
練習すれば、確実にタッチタイピングできるようになるはずです。
MIKATYPE(ミカタイプ)
昔からある、学校教育用に作成されたタイピングソフトです。
私が大学に通っていた頃(15年以上前)から、大学の共用パソコンにインストールされていました。
フリーソフト(無料)なので、誰でも手軽に使えます。
公式サイト
ダウンロード方法や使い方について、詳しく知りたい方は、下記記事をご参照下さい。
関連記事ミカタイプのダウンロード方法【無料】
ミカタイプのダウンロード方法。 ミカタイプを使ってみたい 無料で使えるタイピングソフトを探している タッチタイピング(ブラインドタッチ)を習得したい 上記のような方に向けた記事です。 実際に、私も使っ ...
Windows ユーザー対象なので、Mac を使っている方は次のサービスを推奨します。
e-typing(イータイピング)
e-typing(イータイピング)は、ブラウザでタイピング練習ができるサービスです。
こちらも昔からあるサービスで、無料で誰でも手軽にプレイできます。
メンバー登録すれば、専用のカルテを作成することもできます。
公式サイト
ちなみに当サイトを開設して間もない頃、試しにやって Thunder(サンダー)というレベルに到達しています。
興味のある方は、以下の記事をご確認下さい。
関連記事イータイピングで Thunder(サンダー)以上を出すコツ
e-typing(イータイピング)について。 高速タイピングができるようになりたい 文字(テキスト)を入力するのが大変 上記のような理由で、イータイピングを利用される方も多いかと思います。 腕試しする ...
最後に
今回は、タッチタイピング習得のコツについて、解説しました。
基礎を身に付けて、練習さえすれば、誰でもできるようになります。
私も片手タイピングから、約1ヶ月くらいでできるようになりました。
集中して練習すれば、もっと早く習得することも可能です。